再生装置起動
※注意!※
以下のブログは、「東京事変2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ」のネタバ
レを含んでいます!
まだ見に行ってないよって方は、ぜひ見に行ってから読んでくださいね!
おっけーだぜ!という方はこのまま読み進めてくださいー!
私、もう今日という日を心待ちにしてこの一週間頑張ってきたんですよね。
なんでかって言うと、大好きな東京事変のライブを映画館のスクリーンで見られるからなんです。
家から映画館までの道のりは、るんるん、なんて可愛らしいものではありません。
目はぎらつき、心臓はばくばく、表情はがちがち。
興奮と緊張がないまぜになっていて、さぞ酷い顔をしていた事でしょう。
マスクをしていてよかったと、心の底から思いました。
さて、無事映画館に到着し、シアターの座席に腰を落ち着けた私は、ライブが始まるまでしばし東京事変との出会いについて思いを馳せていました。
そもそも、私が東京事変を知ったのは、椎名林檎さんを好きになった事がきっかけです。
母親の影響や、当時コカコーラのCMに「長く短い祭り」が採用された事で、何となく気になっていた椎名林檎さんを、この機会に聞いてみようと思いました。
そして音楽を聞いて案の定、沼に片足を突っ込みます。
MVを見て、沼に容赦なく引きずり込まれます。
Youtube公式チャンネルが掲載してくれているライブ映像を見て、頭まで沼につかりました。
「Youtubeのおすすめは有能」。えらく上から目線の意見ですが、本当に彼のサジェスト機能は優秀です。
関連映像に出て来た東京事変公式チャンネルの「幕の内サディスティック」。
聞いたが最後、私は底なし沼の底を捜して、自ら沼を泳ぎ始める事となったのです。
そうこう思い返している間に、ライブが始まってしまいました。
ブログでレポを書くくせにこんな事言っちゃおしまいだと思うのですが、本当に衝撃的な事が多すぎて、ベスト3を決めろと言われたら泣いて許しを請うレベルです。
3つだけに決められるわけがないんです。
まず、オープニング映像から。
スクリーンに映し出されるログイン記録。
メンバーが一人一人システムにアクセスし、ついに5人が揃った時。
スクリーンを埋め尽くす赤の「2O2O」、回転数を増していく再生装置のハードディスク、8年の眠りから覚めてついに再生装置が起動したのです。
その瞬間凄まじい轟音とともに、システムにアクセスした東京事変が現れます。
1曲目は「新しい文明開化」
まさに時代にふさわしい一曲と言えるでしょう。
コロナ禍の影響もそうですが、急速に進んでいくコンピュータ技術によって、我々の文明は新たなるフェーズに移行しました。
それを考えると、活動休止前とはまた違った意味合いを持つ楽曲へと変化するんですね。
私ですか? この時点で半泣きです。
一曲目から最後までこのテンションで書き続けると、私が死にそうです。
ここからは、個人的に心どころか物理的に体まで打ち震えてしまった最高の場面をダイジェストで書いていこうと思います。
新しい文明開化、群青日和と続いて(この流れも最高ですね。死ぬかと思いました)
3曲目に登場するのが、「某都民」です。
「色気の仕掛けは簡単で、円熟と技術と才能よ」
この歌詞が大好きなのですが、娯楽に収録されている「某都民」とはまるで別物です。円熟した大人には誰も勝てません。
だいぶ浮雲さんも伊澤さんも林檎さんも、ソロパートの歌い方を音源から変えてましたね。ドスのきかせ方から、語尾の処理まで、全てに滴り落ちる色気。
林檎さんなんだから林檎で例えろよって感じですが、熟れ切った桃を食べようとして指の隙間から垂れおちていく果汁を舌で舐め取る場面を偶然見てしまったかのような感じでした。
相手は何の事はない普通の動作をしているのに、なんだか見てはいけないものを見てるような気分です。
円熟した本物の色気は、ジェンダーロールを飛び越えるのだなと痛感しました。
女だからこその色気、男だからこその色気、というのはまやかしです。
息を吸って吐き出すときの胸部の動き、楽器を演奏するために動かす指先一本一本、強い光を宿した黒目が動く様、声を出すために開けた唇、その人の生命活動の一つ一つが、目を背けたくなるほどすでにエロティシズムの域に達しているんですよね。
存分にドキドキしました。
そして次にかっこいいなと思ったのは、「修羅場」からの「能動的三分間」からの「電波通信」この3曲の流れですね。
これは最高にしびれましたね。個人的に好きな曲が立て続けに来たので余計です。
「修羅場」が終わりに向かうにつれ、スクリーンにはまるで電源ボタンのマークのようなものが続々と映し出されていきます。
これはもしや、と思っているとその上に「03:00:00」の文字が。
聞き慣れた電子音とともに三分間のカウントダウンがスタートです。
公式チャンネルのトレイラーでは、「能動的三分間」が使われていましたね。
能動的三分間、ほんと毎度ハラハラしながら聞いてしまいます。
ドラムのはたさんのYoutubeをこの前見たのですが、
「三分じゃなくていいじゃない」的な事をおっしゃってて、爆笑しました。
BPM維持のプレッシャー、相当すごいみたいですね。
そして三分が過ぎた事を示す電子音の後、始まる「電波通信」。
これでもかというほどの閃光、ぎゃりっぎゃりにかき鳴らされるギター。
個人的にこの曲は、サビで挟まれる英語の単語がかっこよくて好きです。
ここ3曲のつなぎは本当にかっこよかった。
あとは、林檎さんが脱いだり、伊澤さんのキーボードにペトロールズのシールが貼ってあったり、ちょいちょい顔見合わせてメンバーが笑ってたり、はたさんが叩き終わって「ハァッ!」って叫んでたり、浮雲さんがOSCA来た瞬間にるんるんになったり、亀田さんが林檎さんの動きに合わせてベースフリフリしてたり、なんかその他いろいろ本当に色々ありました。
個人的に今回の衣装は全部どれも大優勝でした。
「誰か帽子かぶってくれ、頼むで―」という祈りが通じたのか、2回目の衣装チェンジで全員白シャツになった時に伊澤さんが帽子かぶってくれました。
あと、林檎さんが白のシャツを脱いで胸元がざっくりあいた黒のドレスになった時よりも、はたさんが最後の方で黒のジャケットを脱いでTシャツ一枚になった時の方がなぜかやたらドキドキしました。
さて、ここからは今回のライブを聞いて、東京事変の「再生」について考えた事を書いておこうと思います。
私の一意見というかほぼ妄想ですので、お手柔らかにお願いします。
東京事変はなぜ活動再開するにあたって、「再生」という言葉を使ったのでしょうか。能動的三分間の歌詞を元に考えてみました。
「我々は役目を果たしたと思う」
「振り返ってはならない」
「我々が死んだら再生装置を起動して」
「さようなら、はじめまして」
「再生」という言葉を使ったのは、もちろんこの楽曲になぞらえてという理由もあるからでしょうが、根底にある「我々はもうすでに役目を果たしている」という考えが大きいという事もあるのではないでしょうか。
彼らは音楽の完成度を高め、ついにどの時代に演奏しても通用するような普遍的な音楽を造り出す事に成功しました(と、私は思っています…)
そしてその楽曲は、普遍的であるが故に時代時代によって様々な意味・意義を内包するようになります。
さっき言った「新しい文明開化」がその一例ですね。
また、「選ばれざる国民」も一見して、現代人に対する痛烈な批判を投げかけているように見えますが、恐らくこの先かなり長く楽曲としての意味を持ち続ける事になると思います。
今後よほどの事がない限りWi-Fiは我々の生活からは消えませんし、「序列を制する民宇宙を制する」という歌詞は、地球人が太陽系の別の惑星へ進出して異星人と対面を果たすようになった時代に新たな意味を有する事になるかもしれません。
なんか、話がえらく壮大になりましたね…。
まあ宇宙レベルとまでは言わなくとも、東京事変は今後長らく様々な世相で起こる様々な出来事に対応するような音楽を作る事に成功したと思います。
つまり、彼らは役目を果たしたのです。
役目を果たした彼らにできる事は何か。
それは、楽曲の「再生」に他なりません。もちろん、新曲はこれからも出す事にはなると思いますが、それらの新曲を出す際も「再生」というスタンスは貫くと思います。
そして「再生」された楽曲に、時代ごとに新たな解釈を生み出す事を我々に一任したのだと思います。なぜなら我々は振り返ってはいけないから。
東京事変はいつでも蘇ります。でも、それはいずれ、メンバーが全員五体満足でそろって表舞台に復活するという形ではなくなる。
彼ら5人が死んでも、このブログを書いてる私や、読んでるあなた(いるのかな、そんな人…)が死んでも、その時代ごとに異なる色んな再生装置に乗せて彼らの音楽は蘇ります。それはあくまでも過去を懐かしむための再生ではなくて、現在を生きていくための再生だと思います。
まあ、妄想と言われればそこまでです。私は東京事変のメンバーと直接しゃべったわけではないし、彼らがどういう思いで仕事しているかは正直なところわからないので。
なので、こうだったらいいな、という解釈をしました。
みなさんは「再生」に関してどんな解釈をされるんでしょうか。
horoyoi_dorayaki
またしてもタイトル通りです。
何の捻りもありません。ほろ酔いです。
檸檬堂の塩レモンを晩酌で飲みまして、程よくふわふわしています。
檸檬堂は…美味しいなあ…!!!(大声)
失礼いたしました。
だって檸檬堂が美味しいんだもの。
違う違う。今日書きたかったのは、檸檬堂の話じゃない。
今日書きたかったのは、どら焼きの話なんですよ。
どら焼き、ご存知ですよね。
(逆にご存知じゃない人のほうが少ない気がする)
あの青いネコ型ドラえもんを買収するために必要な和菓子ですね。
離れて暮らす祖父母の家に遊びに行った時、高確率で出されそうな和菓子ですね。
相手の好みがわからないけど困ったら出しとけば外れない。
そういう汎用性の高い和菓子ですね。
甘いあんこを、ふわっふわの生地で挟んだ形状の和菓子ですね。
つぶあん派とこしあん派で静かに戦争が起きるやもしれない和菓子ですね。
ちなみに私はつぶあん派ですが、どちらの派に属しても人類は手を取り合うべきです。そうは思いませんか?
自分とは考えが違う人をすぐに排除しようとしてはいけないと思うんです。
例えば相手が明らかな悪意を持って攻撃を仕掛けようとしているなら、そんなに悠長な事言ってられませんが、双方が歩み寄ろうとする姿勢さえあれば避けられる争いはこの世にたくさんあるはずなのです。
違いますね、そういう壮大な話をしようと思ってたわけじゃないんです。
どら焼きおいしいねって話がしたかっただけなんです。
そう、どら焼きおいしい。
今日の日記は以上です。
日記書き始めた
タイトル通りです。
日記書き始めました。
HNは「ざくろ」です。
名前どうしよっかなと悩んでた時に、
通ってた保育園の木に成ってたザクロの実を食べて
死ぬほど美味しかった記憶を思い出したので、そのままつけました。安直…。
漢字で「柘榴」でもかっこいいかなと思ったんだけど、
読みづらいなぁと思ってやめました。読みやすいの大事だよね。
趣味はですね、
・読書(最近はJ.P.ホーガンの星を継ぐものシリーズ読んでます)
・音楽聞く事(東京事変が大好き。今も恐るべき大人達を聴きながら、これ書いてる)
・図書館、古本市巡り(コロナで今年は全く行けてないけど…)
・小説書く事(ショートショートとかね。一次創作→二次創作→一次に出戻り。今年は初めてコンペに作品出してみようと思っている)
などなどです。
好きなもの
・お酒というか梅酒。杏露酒もおいしいね
・お豆腐も好き
・白米
・マシュマロ
・水餃子
基本的にカリフラワーと湯葉以外の白い食べ物は好きなのかなあ。
あとは言うまでもなく、ざくろも好きです。
これから、ちまちまと好きな物とかその日思った事とかを書いていきます。
日記です。完全に日記。一応、全体に公開にしてるけど、ただの日記です。
大して面白くもありません。なんてったって、日記だもの。(何回言うのさ)
今日はこれぐらいにしとこう。
凄まじい台風が来るらしいけど、吹き飛ばされないかしら。怖いなあ。